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Channel: 気がつけばそこにあるもの
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できごと

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10月のはじめの三連休がありますけど、

 

友達と旅行する事になりました。

 

友人のお義母様が 毎年この時期、手作りの作品を

 

お仲間とお店を借り切って 展示即売会をやっているんだけど、

 

それを もう今年で辞めようかと思っていらっしゃるとのコトで

 

最後になるかもかもしれないから一緒に見に行かない?

 

と誘われたのでした。 

 

行くついでに色々観光しようという事になった。

 

人が来るのか?というような人里離れた場所での展示即売会。←に思えた。

 

 

 

他にもう1人 たま~に小旅行したりする友達に偶然会って

 

その話をしたら、一緒に行こうと誘ったというので

 

結局3人で行く事になりました。

 

最初2人だったら、ゆる~く成り行きに任せた旅に

 

なるんだろうな~って感じだったんだけど、そうもいかないよね。

 

3人だとやっぱり切符の手配とか ホテルとか

 

しっかりしとかないといけないし、打ち合わせを兼ねて

 

ランチしつつ話をするのに会う事にしました。

 

 

で、開口一番、旅行の話しをそっちのけで出た話しが、

 

知り合いの息子さんが亡くなったという内容でした。

 

それで集まったハズじゃないよね~と思いつつ聞いていたんだけど、

 

私は良く知らないけど、時々聞いた事がある名前。悲しい話。

 

 

理由はわからないけれど、

 

自分から生きる事を辞めてしまったという話でした。

 

元々、自分が悩んでいる事を人に話さない子だったらしい。

 

親が離婚しちゃったりして、家の中が落ち着かない時

 

心配した友達が 結構集まったりしていて、決して

 

孤独ではなかったらしいの。

 

 

でも、自分のコトを話して、皆の気持を暗い気持にしたくなかったのか

 

それによって自分自身も友達を失うかもと思ったのか、

 

そうゆう悩みを 上手く話せないだけだったのか、

 

弱音を吐いたりしない、(できない)タイプ。

 

その子の友達の証言でも、そんな素振りも無かったそうだ。

 

只、唯一 彼の趣味に付き合ってた友達が1人いて、

 

その子はなんらかの話を聞いていたとかで、

 

それなのに、何もしてやれなかったと自分を責めているという。

 

そりゃそうだよね。1人背負うには重過ぎる事だと思うよ。

 

今度はその子が心配になる・・。

 

 

普通の亡くなり方じゃなかったから、当然警察も入って

 

亡くなったその子の携帯の通話や、ネットの検索履歴も調べられたそうで、

 

結果大した原因が分るような内容は無かったけど

 

1つ、〝うつ〟について調べた痕があったんだとか。

 

 

 

そんな話をずっとしてた。

 

色々思いながらも・・・旅行の話はどうなる?

 

心の片隅で思っていた私。

 

 

事の原因は分らない。

 

けど、彼の秘密の趣味はアイドルの追っかけらしかった

 

1人の友達を除いては誰も知らなかった彼の心の一面。

 

それなんだか分る。私、実際の追っかけじゃないけど←情報は追っかけてる

 

すごく楽しかったと思う。何もかも忘れられてたかも。(こっそり共感したりして)

 

 

その子はまだ若く、将来の夢はアイドルになる事だったんだとか。

 

まだまだ経験の浅い年齢の彼に、大人は

 

〝もし悩みがあったなら話してくれれば力になれたかも〟

 

〝なんとかなったかもしれないのに〟と当然思うし、

 

不安定さと無知が招いた結果だと嘆くしかない。

 

 

でもね、死を選ぶなんて誰も思ってなくて、想像もしない時、

 

果たして悩みを聞いて、本気で力を貸してくれる人がいるのか

 

ふと、そう思ってしまった。

 

全て結果を見て〝力になれたかもしれない・・〟と誰もが思うけど、

 

現実 もう彼は居ないし、なんとなく色々問題がある生活していて、

 

その時点で彼が悩みを打ち明けられる環境が必要かもって

 

なんとなく知ってたわけで。

 

本音を吐露できる環境を作れてなかったってのが 全てじゃないのかしら?

 

←こう考えるって捻くれてます。(本音を話せない人っているから)

 

精一杯考えて決めた答え。悲しい結果、それしか選択できなかった彼。

 

 

生きているうちに、生きることを自分から諦めるなんて誰も

 

思わないよ、人なんて他人にどう自分が関われるかと思ってても

 

相手自身にはなれないし、基本的に人は自分の事しか考えられない。

 

自分が全てって思う。

 

(相手の事考えてるようで、案外そうでもなく、押し付けになったりとかね。)

 

人って成長して行く中で、押し付けとも思えるアドバイスとかから

 

相手の悪気の無さや誠意を汲み取れるようになって その内

 

自分に都合よく解釈してみたり、、ね。

 

誰か一人の為だけに、他人の心に親身に寄り添う事って難しいのよ。(側にいても)

 

 

私は時々思うんだよね、それでも時に小さくても他人が

 

ふと寄り添ってくれる瞬間ってある。

 

そんな時、どっぷり寄り添ってくれなくてもいいから

 

その小さいカケラを拾い集めて、感謝できるようにしていたいと。

 

 

小さな事にでも生きる希望を感じられるよう そう教えてあげられたら・・。

 

なんか色々考えちゃって まとまらないけど なんだかなぁ。

 

アイドルになりたかったんだろう、、。

 

せめて1度でもチャレンジしてからでも良かったんじゃ・・

 

~たら、~れば が頭を支配してしまう永遠のループですね。

 

ダメな大人です。

 

 

泣いても戻って来ないのに、悲しい気持になりました。

 

 

ベタですが、この曲を聞いてて

 

書きたくなったので、貼っておきます。

 

サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』

 

 

 

旅行の話は なんとかできました。

 

三連休、はとバスに乗ります。

 

1日コース。体力が持つか心配よ。

 

浅い悩みですね。

 

少し歩こう・・・。

 

 


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